五精酒(オジョンジュ)とは?
黄(ファン)精(ジョン)(アマドコロ茶)、蒼朮(ホソバオケラの根)、松葉、地(ヂ)骨(ゴル)皮(ピ)(クコの実根の皮)、天(チョン)門(ムン)冬(ドン)(ユリ科の多年生つる草、薬草として使用)など、5種類の薬草が入っているので五(オ)精(ジョン)酒(ジュ)と言います。
五精酒(オジョンジュ)の由来
五(オ)精(ジョン)酒(ジュ)についての記録は1670年頃の文献までさかのぼり、おそらくその歴史はさらに以前と推定されます。その後の記録は林園十六志(1827年)、増補山林経済(1760年)などに記されています。
五精酒はその昔の士大夫(貴族)のソンビの家で健康薬用酒として好まれ、現在は慶尚北道栄州市古(コ)峴(ヒョン)洞(ドン)のパク・チャンジョンの家で4代目にその製造秘法が伝えられています。
ソンビの里である栄州市には浮(プ)石(ソク)寺(サ)と紹(ソ)修(ス)書院があり、そのうち古(コ)峴(ヒョン)洞(ドン)にはソゴ書堂、六友堂、槐(グェ)亭(ジョン)の松林と池があります。これらはまるで五(オ)精(ジョン)酒(ジュ)の長い歴史と、昔の士大夫たちの気品を今に語っているようです。
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